育成事業
「こども理解」「子育て」「子育ち」「親子関係」等の調査・研究を行っています。その一つとして毎月行っている勉強会のテーマ、内容を発信しています。
5月の勉強会【親子関係とは】
親子関係とは「育み、育まれる関係」だと考えています。
親と子という生物学的、社会学的な位置づけではなく、人としてのつながりの中で親と子が互いに育くみ合うことで生まれるあたたかな関係をさします。このあたたかな関係は子どもがのびのびと、健やかに育つためにとても大切な環境であると思うのです。
しかし子育ては楽しいことばかりではありませんし、思うようにいかないこと、できないことも沢山あります。
最近のお母様方の傾向して、「がんばりすぎ」てしまい、緩やかな関係性が築けず親子ともに疲弊していたり、不安感を強くもたれたり、理想や志を高くもそこを常にキープしようと一生懸命頑張るあまり「私とあなた」という2者関係ではなくなってしまっているケースも沢山みられます。
今回は事例やエピソードをあげながら、昔と今、最近の傾向とその背景、さらにわたしたちが今できる支援の在り方、方向性について考えました。
参加者:
堀 科(保育学)
森岡 加代(栄養士)
古畑 真弓(家庭教育相談員)
安藤真由美(保育士)
温品夏子(保育士)